【0127】ホウタン的日本酒入門(前) 3 of 5

91-ホウタン的××入門

–前回までのあらすじ–

日本酒好きの部長の送別の品として部員全員の出身府県の地酒300ml瓶を詰め合わせにして贈ることにした結果(日野)の手許に20本弱の日本酒が残り、かねての仮説検証で飲み比べしてみると仮説崩壊。疑問残った「大吟醸」「純米吟醸」「本醸造」「生貯蔵」「生酛」「生一本」…。この解明にまずは「特定名称」の話でその根拠は国税庁告示第8号(平成元年11月22日、最終改正平成29年国税庁告示第4号)だとわかりました。告示そのものに当たってみると、解説の本より、通達文そのものの方が洗練されているように思います。

この通達(国税庁告示第8号)をまとめた表がいろいろの本に載っていますが、告示の文そのものが最も理解しやすいです。こういうときに文理解釈の正当性を再認識するわけです

 

上記のあらすじの中で国税庁webページへのリンクを貼りましたが、告示の文は前回【0126】に引用していますので、国税庁ページへリンクできない場合は前回【0126】投稿をご参照ください。

とはいえ、いろいろの本を見ていると、この通達をうまくまとめて表現している図があります。
実際、これらいろいろの本に挙げられている図や表を見て理解した上で通達文を読んでいるわけです。
最初から通達文だけ読んで「これがもっとも洗練されている」と思うかどうかは疑問です。

そうたくさんの図・表を見た中で、理解のために最も適している(と思われる)表を載せておきます。

 

原料

 

 

精米歩合

米、米麹

米、米麹、(規定量内の)醸造アルコール

米、米麹、規定量外の醸造アルコール、その他の原材料

50%以下

純米大吟醸酒

大吟醸酒

普通酒

60%以下

純米吟醸酒

吟醸酒

 

60%以下 または 特別な醸造方法

特別純米酒

特別本醸造酒

 

70%以下

本醸造酒

 

規定なし

純米酒

 

 <日本酒サービス研究会・酒匠研究会連合会 監修『日本酒の図鑑』p172を基に(日野)が作成>

この引用では再現できていないのが残念ですが、このページだけでもこの本を手に入れる価値があるくらいよくできた画になっています。

 

–次回につづく–


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