【0293】5W1H/八何の原則 3 of 6

14-連載-法務三大フレームワーク

6何の原則=5W1Hなのであれば、今回のテーマも「5W1H /6何の原則」でいいのですが、
そうではなく「5W1H /八何の原則」としているのはなぜか。

前回に理由をひとつ挙げました
【0291】に挙げた寺崎『刑事訴訟法』よりも、【0292】に挙げた『検察講義案』のほうが、明確に八何と7W1Hが対応されていて、疑義なく並置できるから

もうひとつ理由があります。

「5W1H /6何の原則」ではなく「5W1H /八何の原則」とする理由 その2

6つでも8つでもいいという点を強調したいから
ということです。

【0291】で次のように書きました。

下線部分が(日野)が言いたかったことです。

  • 5W1Hとは、いつ(When)、どこで(Where)、誰が(Who)、何を(What)、なぜ(Why)、どのように(How)を示す言葉
  • 誰に(Whom)、いくら(How much)を加え、6W2Hと呼ばれることも

 

5W1Hといえばこの6つですが、他の疑問詞が加わって6W2H~などと可変する柔軟さが特徴だと思っています。

言い換えると、5W1Hといっても6つ揃わないと使えないわけではなく、3つでも4つでも8つでもいい、という懐の深さがあります。

平仄をあわせつつ、5W1H、六何の原則、6W2H、八何の原則を並べてみます

  • 6W2Hとは、①いつ(When)、どこで(Where)、誰が(Who)、何を(What)、なぜ(Why)、どのように(How)、誰に(Whom)、いくら(How much)の8つ

5W1H

六何の原則

6W2H

八何の原則

①いつ(When)

②いつ(when)

①いつ(When)

④いつ(when)

②どこで(Where)

③どこで(where)

②どこで(Where)

⑤どこで(where)

③誰が(Who)

①だれが(who)

③誰が(Who)

①だれが(who)

④何を(What)

⑥何をしたか(what)

④何を(What)

⑧何をしたか(what)

⑤なぜ(Why)

 

⑤なぜ(Why)

③なぜ(why)

⑥どのように(How)

⑤どんな方法で(how)

⑥どのように(How)

⑦どんな方法で(how)

 

④だれに対し(to whom)

⑦誰に(Whom)

⑥だれに対し(to whom)

 

 

⑧いくら(How much)

 

 

 

 

②だれと(with whom)

丸数字はこのブログに初出の際に振っていた番号を維持しています

 

5W1Hと六何の原則は①~⑥、6W2Hと八何の原則は①~⑧と
それぞれ、6つずつ、8つずつではありますが、中身は違います。

5W1Hに他の疑問詞が加わって6W2H~などと可変する柔軟さ、
5W1Hといっても6つ揃わないと使えないわけではなく、3つでも4つでも8つでもいい、という懐の深さ、

これがこのフレームワークの重要なところなので、
それを踏まえてテーマとしては「5W1H/八何の原則」として
前者/後者で数字が合わないようにしました。

–次回につづく–


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