【0010】「実践」とは 5 of 5

11-連載-ブログタイトル97最終話, 98おしらせ

(追記)投稿当時は現在とちがい、ブログタイトルは「(名称準備中)が実践するビジネス法務」であり、管理人の名称は「(準備中)」でした。
 

 で、この場で何をやりたいかというと、少しでもその負担を軽減したい。
これはお互いに、という意味です。

 同じようにひとり悶々としている中小企業の法務担当の方に向けてであり、自分自身の心の負担も軽減したい。それが目的なのです。

 

 法理論だけでなく、実例からどのように法理論に辿り着くか、言い換えると、個別具体的なそれぞれの状況に、どのようにして理論を適用するかという技術やその結論に至る思考の過程。

 もうひとつは、出版物からの引用を多用したいと思っています。考えが正しかったとして、それを話す相手に納得してもらうにはしっかりとした根拠が必要になります。
なんらかの事象が発生した場合、私はすみやかに退社して本屋に向かいます。発生した事象にあてはまるケースを探しに、少なくとも解きほぐし方、考える糸口がみつかれば、と。ほとんどの場合、みつかりません。もしみつかればたとえそれが数行・数ページのためでもその本を自腹で買い求めるわけです。

 少なくとも、本を探す時間は省くことができるように、いまではタイトルさえわかれば翌日には配送されるわけですから。私がこのブログで事例ごとに引用することで、一文・数行をゼロから本屋で探す時間は省略できるわけです。(金銭的な事情はあると思いますが、その一文を会社の資料で引用する以上、その本自体は手許に置いておくべきだと思います。)

 理論構成の糸口になるような情報、書店に行く時間を省くことができる情報、そういうものを提供できれば。と思っています。(リアル書店で一冊一冊に当たっていく時間は好きなのですが、業務に追い詰められているときはその時間さえ惜しく。。)

 このブログに書いた判断が、「そうそれで正しい」「そういう事例探してた」と言ってもらえればなによりですし、「それはないやろ」「そこはこうやろ」と言われれば、再考するきっかけとなって、私自身が最悪の事態は避けられるかもしれない。
 そのようなやりとりによって、訪問してくださった方にとってもいくらかは有益な情報を提供できるかもしれない。

 コメント欄はそのような想いで設けています。
ひと言、一単語でも、感じたこと入れてもらえるとうれしいです。質問も可能な限りお答えしたいと思っています。(ただし「運営ポリシー」をご了承ください)

 

 ということで、長々と書いてまいりましたが、このような想いを込めてブログタイトルをつけています。
少しは自己紹介になったのでしょうか。どうでしょうか。

 


このページの先頭へ