21-読解する技法

前回まで、10数回に亘って、基本六法+αの基本書を挙げてきました。

とても長くなりましたので、整理しておきます。

 

【0233】法律学の基本書を読む 1 of 10~【0238】法律学の基本書を読む(おまけ) 法律学の古典を読む(おまけ)は導入的です。
基本書に先立って【0235】法律学の基本書を読む(おまけ) 法律学の古典を読む 1 of 2で古典を挙げました。

21-読解する技法

【0243】法律学の基本書を読む 3 of 10から【0245】同 5 of 10まで具体例を挙げ、

そこから特徴を抽出して仮説を立て検証を行ったのが【0246】同 6 of 10~【0248】同 8 of 10です。

その結果が前回【0249】の冒頭に掲げた表です。

憲法、行政法、商法と定番できましたが、民法で大胆な提案となっていました。

この流れで、残り、3法、

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さて、ここまで、憲法、行政法、商法、民法と挙げてきました。

古典

基本書(コンパクトに凝縮)

基本書(辞書的)

芦部信喜『憲法学』有斐閣、『憲法判例を読む』岩波書店

芦部信喜『憲法』

野中俊彦 他『憲法Ⅰ・Ⅱ』

田中二郎『行政法』法律学講座双書

櫻井敬子 他『行政法』

塩野宏『行政法Ⅰ・ ...

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【0246】法律学の基本書を読む 6 of 10で仮説を立て、前回【0247】までで検証を行いました。

その結果、このブログでは、以下の4つを、基本書の特徴とします。

1.全体を網羅して筋が通っている(体系立っている)

2.論点、争いのある個所が網羅されている(判例・通説が明記されている)

3.何度も読み返すことができる(コンパクトである)

4.現行法対応・重要判 ...

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前回抽出した特徴4つ、

1.全体を網羅して筋が通っている(体系立っている)

2.論点、争いのある個所が網羅されている(判例・通説が明記されている)

3.何度も読み返すことができる(コンパクトである)

4.現行法対応・重要判例がフォローされている(改訂が続いている)

まだ仮説段階なので検証を続けます。

 

どのように検証するか。ここ ...

21-読解する技法

さて、【0234】法律学の基本書を読む 2 of 10で、以下のように書きました。

この段階で基本書とは何かを定義するのはむずかしいので、

先に基本書とされている具体的な書籍を挙げながら、

その具体例の特徴をまとめることで帰納的論法によって、

基本書とは何かを結論づけたいと思います。

ここで一度立ち止まり、ここまで挙げてきた具体的な ...

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