21-読解する技法

【序】「読み書きそろばん」時代によって変わるんだってねえ。

「読み書きそろばん」という慣用表現があります。
文字通りであれば、「文字の読み書きと四則演算ができる」ということでしょうか。
文字の読み書きと四則演算というと、小学校の1~2年生で教わるくらいの内容でしょうか。

 

「読み書きそろばん」の類似の表現で、「読み書き算用は世渡りの三芸」とありまして、これは

“ ...

10-ビジネス法務

さて、法務担当者にとって身近にある士業とその資格試験について、

資格試験の分類(ヨコ軸の分類として3つの視点「A:国家試験・民間試験」「B:資格・検定・学位」「C:相対試験・絶対試験」を、タテ軸として「偏差値ランキング」)をするとともに、

そもそも「士業」という言葉は明確な定義がある言葉ではないということを書いてきました。

 

ひとつ最後に特筆しておきたいことがあり ...

10-ビジネス法務

前回に、Web検索で見つけた資格試験の偏差値ランキングを3種類並べてみました。

この前回の表は事実ですが、何かを読み取るには複雑です。

この表を、偏差値を除いて、十侍だけにしてみるとどうでしょうか。また景色が変わるように思います。

 

ランキングA

ランキングB

ランキングC

 

旧司法試験

 

 

 

新司法試験 ...

10-ビジネス法務

試験難易度ランキング

さて、ここまでの話はどちらかというとヨコ軸というのか、タテ軸である難易度を推測するための分類方法でした。

一方で、より率直にタテ軸を表現するものとして、試験の難易度ランキングがあります。

 

試験予備校のカタログや資格ガイド本などの出版物のように比較的信頼度の高いモノは概ね5段階評価されているものが多いように思います(例えば、SS・S・A・B・Cなど)。

10-ビジネス法務

公的には、士業というのは、

さて、前回で「士業」というのが実は一般的な言葉ではないと判りました。

最近のテーマで国語辞典の話もしたわけですが、それでもだめならどうするか。
もう、インターネットに頼ることになります。
糸口になるものならもうなんでもいいです。

検索ポータルを開いて「士業」と打って検索してみましょう。

 

さて、(日野)にとってはまったく想 ...

10-ビジネス法務

【分類C】相対試験・絶対試験

さて、ここまで資格試験を分類してきましたが、
まず【分類A】として国家資格か否か、
次に【分類B】として資格か検定か学位かという話を書いてきました。

続いて【分類C】です。
ここでは相対試験か絶対試験か、という話です。

まず、「絶対試験」です。
絶対試験は、他の受験者の出来に関係なく、7割以上を得点すれば合格というように、絶対的な合格基準が ...

このページの先頭へ