【0022】ビジネス法務の実践とは

12-連載- ビジネス法務の実践12経営法務/戦略法務, 13予防法務, 14臨床法務, 91定義, 97最終話

(追記)投稿当時は現在とちがい、ブログタイトルは「(名称準備中)が実践するビジネス法務」であり、管理人の名称は「(準備中)」でした。

ビジネス法務の実践 10 of 10

 とても長くなりました。まとめていきます。

ビジネス法務の実践
意思決定の前段階では、選択肢を洗出し、肢ごとの評価をする(=Plan)ことで、決定権者の意思決定をフォローし、
意思決定の後段階では、意思決定の内容を実行し(=Do)、
実行後は適宜・適時に結果の検証を行う(=See)。
このようにPDSサイクルを回すのであるが、その過程においては、各段階の意思決定の証跡を残していく。
こうして、決定権者が、安心してビジネス(危険を最小化し、機会を最大化することで、継続的に利益を得る営み)に集中できる環境を整える

ことです。

 

 

 ビジネス法務の実践を、今はこのように定義しておきます。

 「今は」というのは、変わるかもしれない、ということです。

 

 ここで扱った、「法務担当者とは」「ビジネスとは」「リスクとは」「意思決定とは」という項目は、ビジネス法務を取り扱っていく以上、何度も何度も考えなければならない話題だと思っています。重要な単語ばかりです。

 そして、考える都度、別の考えに至る可能性が高いですが、考え方の方向性は大きく変わることはないと思います。

 

 そして、ここまでのエントリーで、いまのところ法律の名称は「商法」しか出てきていないというところに、(準備中)がこれから書こうとしている「ビジネス法務の実践」というものの正体があるように感じています。

 


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