【0014】ビジネスとは その1
(追記)投稿当時は現在とちがい、ブログタイトルは「(名称準備中)が実践するビジネス法務」であり、管理人の名称は「(準備中)」でした。
ビジネス法務の実践 2 of 10
前回は「法務担当者」という言葉を考えました。
次に、ビジネスとはなにか、ということを考えてみます。
ビジネス法務におけるビジネスの意味というと大げさですが、少なくとも、このブログにおけるビジネスとは何かを定義するところまではいきましょう。
ビジネスという言葉は幅広く使われています。
使う場面、使う人によって意味はさまざまで、「ビジネス○○」という名称の本を開いてみると書き出しが「経営において」などとなって、ビジネスという単語がまったく出てこないものもあります。
おそらくこの著者にとってはビジネス=経営なのでしょう。
(準備中)がビジネスという単語に持つイメージは、「経営」や「事業」といったものよりもっと現場に近いものです。
「商売」というニュアンスがしっくりきます。
商売とは
”
商品を仕入れて売ること<松村明 他『旺文社国語辞典 第九版』旺文社>
”
とありますが、すべての産業がサービス業化しつつある現代においては、この定義では足りないように思います。
「商品を仕入れて売る」、その本質は、「金銭的な利益を得る」ということであると思います。
このように
- 商売
- 商品を販売する等により金銭的な利益を上げること
なのですが、これで完成でしょうか。
もう少し、商売について考えてみましょう。