【0170】肩こり・腰痛編-ホウタン的人体力学 2 of 6

91-ホウタン的××入門

【承1】肩こり・腰痛に「10秒刺激」の人体力学

さて、法務担当の仕事、基本的に室内にこもって座り仕事です。

例えば契約書のチェックだと、変更履歴とコメントが入って本文は小さく/文字色が入り乱れているワード文書を、ツーアップで印刷して読みながら余白に修正文言を書き込んでいき、それをまたワードに戻って転記していきます。

 

(日野)はもともと近視で机に向かう姿勢が悪いところ、さらに机と顔の距離は縮まり、集中すればするほどその距離は縮まっていました。

そうすると、まず起こったのが肩こり・腰痛です。

 

それまでの自己流の解消法であるストレッチ:首や肩を回したり伸ばしたりひねったりではどうにもならなくなっていたので、解消法が書かれた本を探します。

文字を読んだ結果肩こり・腰痛になったわけですが、それでもその肩こり・腰痛を解消するための本を探します。

 

書店に行って、大量に並んでいる本を何冊か眺めているなかで、手に取ってすぐに買ったのが、井本邦昭「弱った体がよみがえる人体力学」です。

この書名にある「人体力学」を今回のテーマ「ホウタン的人体力学」の題名にも使わせてもらっています。

 

この本の入り口は以下のような内容です。

猛暑をきっかけに体が部分的に壊れ、その結果として病気や不調になってしまう……。こんな状態が続いたら、体はどんどん弱っていきます。実際、ここ数年で肩こりや頭痛が悪化した、吐き気に悩まされるようになった、突然腫瘍ができたなど、これまで病気とは縁のなかった人にすら、ひどい症状があらわれるケースが激増しているのです。

こうした症状を根本から解消し、弱った体をよみがえらせる鍵として紹介するのが「人体力学」です。ストレスや過労、異常気象など、体にとって過酷なこの時代を生き抜くには、知恵が必要。体を正しく読み解く方法を知り、自分の身を守れるようになりましょう。

井本邦昭 『弱った体がよみがえる人体力学』p6 下線は(日野)による>

ホウタンだけでなく、すべての(不調を感じる)日本人に訴求するすばらしい文章です。

 

目次から抜粋すると、

”Chapter1 じつは体は、部分的に仮死していた”

”Chapter2 体を蘇らせる鍵、「人体力学」とは?”

”Chapter3 極まれば治る 10秒刺激の威力”

という流れで、Chapter4以下に紹介される”10秒刺激”がなぜ必要で、なぜそれが効果的なのかを説明されています。

このChapter1~3のすべては取り上げられないので、結論近くから抜粋していきます。

 

まず結論部分です。“しっかり極まれば10秒で充分な成果が”得られる「10秒刺激」

病気や不調を生む体のサビつきを解消する方法として、本書では「10秒刺激」という体の動かし方を紹介します。これは人体力学で読み解いた筋肉や骨の連動を利用し、ふだんは動かせない体の奥にあるサビつきをピンポイントで刺激する、すぐれた身体操作術です。

井本邦昭 『弱った体がよみがえる人体力学』p42>

「10秒刺激」という体の動かし方をすることで病気や不調を生む体のサビつきを解消する

といっています。

 

ここで「10秒刺激」というのは、本書に特有の用語です。

特有の用語なので、この「10秒刺激」の補足をおきます。10秒刺激は、“ストレッチや筋トレとは違い”ます。

10秒刺激の動きを見ると、ストレッチや筋トレなどを思い浮かべるかもしれませんが、まったくの別物です。体の表面に近い大きな筋肉を動かすことが多いそれらと違い、10秒刺激では日常動かせていない深部の筋肉や骨をもターゲットにします。そこをピンポイントで刺激してサビつきを解消するのです。

井本邦昭 『弱った体がよみがえる人体力学』p42>

このように、“深部の筋肉や骨をピンポイントに刺激してサビつきを解消する”のが「10秒刺激」です。

 

–次回につづく–

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