【0261】ホウタン的人体力学 1 of 4
今年の年始は寒かった。
(日野)の住む地域だけかもしれないが、会社の上司や同僚も同意してくれましたし、
「Aさんが年末に話してたマグマ買いましたよ」と言いながらカイロを見せるBさん
の姿も見かけたので、おそらく例年より寒かったのだと思います。
寒い日が続いた結果だと思いますが、年末年始の休みの内、(日野)は何日か寝込んだ日がありました。
最初は2021年12月30日です。
全身がだるく、布団に入ったまま、起き上がれません。
このタイミングで不安になりますが、平熱です。咳も出ません。
ただただ全身がだるく、布団に入ったまま、起き上がれません。
2021年は一年通してかなり無理をしたので、休みに入って気が抜けて、反動が来たのかもしれません。
そういえば、お盆の休みにも、ぐったりと起き上がれずに寝込んだ日がありました。
布団に入って横になって、とはいえ眠れるわけでもありません。
覚醒した状態ですが起き上がれずで、やることもなく、体のどこがどうなのか探り始めます。
症状といえば、お腹が痛いです。
お腹が重く、お腹が心臓のようにドクドクと脈打っているのを感じます。
お腹というのはヘソのあたり。ヘソあたりの内部に石が入っているかのように重いです。
お腹というか胃のような気がします。お腹がすくとキリキリと痛みます。
痛いので食べるといつになくゲップが出ますし、何度も軟便でお尻も痛くなってきました。
ただ、お酒を多めに飲んだ翌日が特につらいので胃ではなく肝臓かもしれません。
胃なのか、肝臓なのか、この症状の原因は何なのか、その時はわかっていませんが、
とにかく事実なのは、横になると楽ということです。
そしてもうひとつ事実なのは、温めると楽になるということです。
横になり温めると楽ということに気づいてからは、電気式の湯たんぽを腹に抱いて布団に入っていました。
昼間はそうして寝ることもなく横になっておればよいのですが、
夜の8時間も湯たんぽを腹の上に載せているのは重くて苦しいので、温めるために何かないかと考えます。
考えた結果、腹巻を買いました。
いや、腹巻、これまでも何度となく欲しいと思うことがありながら、翌日には冷えもとれて買いに行くにはいたらなかった物です。
いざ探しにお店にいくと、黒やシルクで縫い目の無いスタイリッシュな物など、ありましたが、やっぱり腹巻といえばベージュの綿です。肌着の上にベージュの腹巻です。バカボンのパパなのです。
この腹巻、着けてみると最高です。
そうして湯たんぽの代わりにカイロを、腹巻の下に忍ばせて寝るようになったところ、1月5日にようやく回復しました。
カイロの袋には「就寝時・布団のなかでは使うな」と書いてあります。低温やけどの原因なので非推奨です。
カイロを使うのも、約20年ぶりです。
はてな20年前、そんな注意事項あったかな?ふつうに布団のなかで使ってたけどな、
と思いながら、自己責任で腹巻の下に挿んだり、
注意書きがおっしゃるとおりそれでは熱いときがあるので、そんなときは手に持って布団に入ったり、しています。
–次回につづく–