14-連載-法務三大フレームワーク

–前回までのあらすじ–

法的三段論法が「どういうもので」「なぜ必要で」「どう使えばよいのか」のうち「なぜ必要か」について、ふたつの理由「法的争いの終局的解決は裁判によるから」、「他人を納得させる効力が高いから」のうち前者から。理由は前回【0072】にゆずり結論だけを再掲します。


終局的な、蒸し返すことのできない、(言い過ぎかもしれないけど)絶対的な判断を形成するときの思考の枠が法的三段論 ...

14-連載-法務三大フレームワーク

–前回までのあらすじ–

法務担当者の業務に役立つフレームワークをまとめよう、まずフレームワークとはどういうものかを【0057】~4回にわたり、次にフレームワークの第1号として法的三段論法について「どういうもので」「なぜ必要で」「どう使えばよいのか」のうち【0061】~7回を前編として「どういうもので」「どう使うか」を書いてきたので、後編として残りの「なぜ必要か」ともうひとつ「法的三段論法を活用するために知っておくべき ...

14-連載-法務三大フレームワーク

雨男が歩けばオット氏に当たる

(日野)は今日も休日、休日には(日野)は散歩をする。

(日野)が散歩に出るということイコール雨が降るということである。

そう、(日野)は雨男である。

 

ちょうどポツポツと始ったころ、今日もあの夫婦とすれ違います。

ツマ氏「…あ、雨降ってきたな」

オット氏「え?雨?降ってないで。」「…ああ、ほんまや。いま当たったわ ...

14-連載-法務三大フレームワーク

–前回までのあらすじ–
「法務担当者の業務に役立つフレームワークをまとめよう」をテーマとして、その第1号として紹介する「法的三段論法」の具体例は



(抽象的法規範:規範定立)人を殺した者は、死刑……に処す。
(具体的事実の認定:あてはめ)ブルータスはシーザーを殺した者である。
(法的結論:結論)ブルータスは死刑に処せられる。

<髙橋明弘 『法学への招待』>を ...

14-連載-法務三大フレームワーク

–前回までのあらすじ–
「法務担当者の業務に役立つフレームワークをまとめよう」をテーマとして、その第1号として紹介する「法的三段論法」の具体例は



(抽象的法規範:規範定立)人を殺した者は、死刑……に処す。
(具体的事実の認定:あてはめ)ブルータスはシーザーを殺した者である。
(法的結論:結論)ブルータスは死刑に処せられる。

<髙橋明弘 『法学への招待』>を ...

14-連載-法務三大フレームワーク

–前回までのあらすじ–
「法務担当者の業務に役立つフレームワークをまとめよう」をテーマとして、その第1号として紹介する「法的三段論法」は「規範定立」「あてはめ」「結論」の三段階、その具体例は



(抽象的法規範:規範定立)人を殺した者は、死刑……に処す。
(具体的事実の認定:あてはめ)ブルータスはシーザーを殺した者である。
(法的結論:結論)ブルータスは死刑に処せられる。 ...

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