【0165】1投稿1主張とする宣言 1 of 2

90-番外96第一話

【起】読解する技法を攻めあぐむ

【0140】なぜ読解する技法か 1 of 8から続いているテーマ「読解する技法」、

本当なら今回からいよいよ本丸である国語の現代文に入っていくところですが、

その前段である【0159】読解力の向上に資すること、その手がかり 8 of 8までを読み返すと、重たい感じがします。

「重たい」というのは、論理展開が悪いというのか、進まないものを無理やり押し込んでいるような、のそのそとした感じ。例えば音楽でいうと、推進力がない和声進行なのに無理やりリズムを動かしているような感じです。

正直、書いている本人(日野)でもさっと読み返して一読では理解ができない(スッと頭に入ってこない)箇所がいくつもあります。

【承】なぜ理解しにくいのか考える

さて、読み返してしんどいから、さきに進むのを躊躇しているとして、

それなら原因を見つけて対策を打たないと、ここで途切れたら(ここまでは本題に入る前の理由づけだったので)本当に無駄なものを世に残して終わりとなります。

 

それはいやです。

それはいやなので、なぜ読んでいてしんどいのか、原因と思うものを挙げてみます。

3つ出てきました、

①テーマが壮大すぎる

まだ、(日野)のなかで咀嚼できてない

②書く技術が追いついていない

咀嚼できて頭の整理はできているが作文が悪い

③媒体に合った見せ方になっていない

作文はできているが、投稿する際の切り方がよくない

 

この3つをみてみると、

①②が原因かもしれませんが、こうなると根本的な問題です。

この2つについては、これまでも意識して努力してきたし、今後も努力していく部分です。

特に①は、多少わかっていないことがあっても未来の自分への申し送りとしてその時点での理解を書いておこう<【0120】ゆく年くる年 参照>、というのがこのブログを続けている動機のひとつで、存在理由のひとつであります。

このふたつ①②は今後も付き合っていくしかないものだと思っています。

 

ある意味で宿命的な①②に対して、三つめ「③媒体に合った見せ方になっていない」に関しては、思い当たるところがあります。

 

(日野)自身で読み返して感じるのは、まず「長い」ということです。

–前回までのあらすじ–の部分は読み飛ばすとして、本文に入って話題が一段落ついてからあとにその一段落までの2倍3倍くらいの文章が続いていきます。

もともとは【0023】文章を書くときの心得 1 of 3 でも取り上げた書籍にある下記の引用部分などを読み、

SEO対策の観点からは、文章量は800文字以上がいいとされ(…)日本人の平均読書速度は1分間に600字程度なので、ストレスを受けない3分ほどで読める1800文字以内に調整し(後略)

鈴木良治『SEO対策のためのWebライティング実践講座』p82 下線は(日野)による>

その前後での(日野)自身の経験(Web媒体で読んでいいなあと感じた文章の文字数を数えたり)も踏まえて「1投稿あたり1800~2000文字がよさそうだ」と考えていました。

 

ところが、最近は1テーマ2万字超を書いた上でそれを分割して1投稿とすることが多く、分割に際しては最低限1800字を超えたところからさらに区切りがいい箇所まで続けるようになっていて、いつからか、1投稿が2500~3000文字くらいになっています。

 

これは書き手の都合です。1800字以上がいいと思ってという、

それを読み手目線で読み返してみると、

(日野)はプライベートでは「いわゆるスマホ」でWebページを見ることが多いのですが、概ね2分以内に読み終わらない記事は途中で閉じてしまうことが多いです。

2500~3000文字くらいになってくると、さきの引用にある1分間に600字を信じれば、読み終わるには4~5分かかる計算です。

とても2分で読み終えることができない文量で、

自分の投稿でなければ(最後まで読む義務もないので)面白くなければ確実に途中で閉じています。

–次回につづく–

90-番外96第一話


このページの先頭へ