14-連載-法務三大フレームワーク

–前回までのあらすじ–
「法務担当者の業務に役立つフレームワークをまとめよう」をテーマとして、その第1号として紹介する「法的三段論法」どういうものかを説明する上でます大切なことは、法的三段論法は「三段論法」の一種であるということで、まずは三段論法の具体例が


(大前提)すべての人間は いつか死ぬ
(小前提)シーザーは人間である
(結論)シーザーはいつか死ぬ

でこれが ...

14-連載-法務三大フレームワーク

–前回までのあらすじ–
引き続き「法務担当者の業務に役立つフレームワークをまとめよう」をテーマとして、中華料理人にとっての鉄鍋や字が上手い人の万年筆のように、法務担当者が使い込むのにふさわしい、上質なフレームワークを選びたいのだがさて、その第1号として紹介するのはこちら(ダダダダダ…ダン!)「法的三段論法」(テッテテーーーン!!)、と華々しく登場した「法的三段論法」とは、これがどういうもので、なぜ必要で、どう使えばよいの ...

14-連載-法務三大フレームワーク

雨の匂いとある夫婦の会話と

休日に近所を散歩していると、すれ違いざま夫婦の会話が聞こえてきました。

夫がお子さんを抱っこしていたので、たぶん夫婦でしょう。

オット氏「…あ、雨降ってきたな」
ツマ氏「え?雨?降ってないで。」「…ああ、ほんまや。いま当たったわ。やっぱりオット君はエロいからなあ」
オット氏「せやなあ。て、何がやっぱりやねん(笑い)」

ほほえましいですなあ、幸福とはこのよう ...

10-ビジネス法務

【0036】から前回まで4回にわたって、項番の大小関係を扱ってきました。関連して実務で感じることを追記しておきます。

こぼれ話 ドラフトチェックの現場では

契約書のドラフトチェックというのは、法務の日常業務のひとつですが、(日野)側から出したドラフトについて、項番の振り方だけが直されて戻ってきたことがあります。

民法13条を例にして、書いてみるとこんな感じです。
黒文字が(日野)が出したドラフ ...

10-ビジネス法務

 大小関係についてここまで過去3回にわけて書いてきました。ざっとまとめておきます。

 

章立ては、 編>章>節>款>目  条>項>号

項目番号は、 1.>(1)>①>ア.>(ア)>㋐

 でした。

 

ただ、この順位の決まりは絶対的なものではないこと。

そして、その順序より、「同じレベルの項目建てになっているか」、「どれと ...

10-ビジネス法務

前回までのあらすじ  前々回【0036】は章立てと項目番号の大小関係を書きました。おさらいしておくと、
 章立ては、 編>章>節>款>目  条>項>号
 項目番号は、 1.>(1)>①>ア.>(ア)>㋐
でした。  そして、前回は、この順位の決まり絶対的ではないこと、その順序より、「同じレベルの項目建てになっているか」、そして「どれとどれが同列なのかを大づかみにできるかどうか」が重要だとしました。

  ...

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