10-ビジネス法務

–前回までのあらすじ–

春分次候、「誕生から一月の記念に残す何か」として一才桜を見に事務所近くの花屋さんいわく、
向側「ああ、そんなん。もう早いうちにないですよ。」(※1)
向側「すぐになくなってしまうんですよ。今年はもう時期ちがうし(※2)」
向側「来年入るかはわかりません」
(日野)がドアと押し開け体半分が外に出かけると、向こう側の者はドアを閉めてくれ、(日野)としては店から締め出 ...

10-ビジネス法務

–前回までのあらすじ–

ある年の春分次候、「誕生から一月の記念に残す何か」として一才桜がふさわしいものかどうか、現物を見に事務所近くの花屋さんいわく、
向側「どうしましたか?」
日野「ちょっと前にオモテに一才桜?があったように思って、」
(とまだ読点(、)の段階なのにそこにかぶせるように)
向側「ああ、そんなん。もう早いうちにないですよ。」(※1)
向側「すぐになくなってしまう ...

10-ビジネス法務

–前回までのあらすじ–

ある年の春分次候、娘が誕生から一月を過ぎようとする頃、「誕生から一月の記念に残す何か」として一才桜がふさわしいものかどうか、「現物を見に」事務所近くの花屋さんへ。
あえて見ないようにしていたカウンターの向こう側の者が声をかけてきました。
向側「どうしましたか?」
日野「ちょっと前にオモテに一才桜?があったように思って、」
(とまだ読点(、)の段階なのにそこにかぶ ...

10-ビジネス法務

–前回までのあらすじ–

それはある年の春分次候。ついこのあいだ生を受けた娘が、誕生から一月を過ぎようとする頃。事務所近くの花屋さんへ。「誕生から一月の記念に残す何か」として一才桜がふさわしいものかどうか、現物を見に。店内は狭く8帖くらい、カウンターの向こう側に在る者を見て見ぬふりをしてカウンターとは反対側ショーウィンドーをひと通り眺めると、あえて見ないようにしていたカウンターの向こう側の者が声をかけてきました、

10-ビジネス法務

春分次候の頃、会社近所の花屋にて

それはある年の春分次候。

それはついこのあいだ生を受けた娘が、誕生から一月を過ぎようとする頃でした。

 

娘が誕生して一月となると、ふだん縦の物を横にもしない愚鈍の父である(日野)でも「記念に何か残したいなあ」と考えるようになりました。

そのように考えていたとき、いつもの道中にある花屋さんの前で、

「一才桜」の文字と、その ...

14-連載-法務三大フレームワーク

–前回までのあらすじ–

法務担当者の業務に役立つフレームワークをまとめよう、まずフレームワークとはどういうものかを【0057】を第1話として4回にわたり、次にフレームワークの第1号として法的三段論法について「どういうもので」「なぜ必要で」「どう使えばよいのか」のうち前編として【0061】を第1話として7回にわたって「どういうもので」「どう使うか」を書いてきたので、【0070】から後編として残りの「なぜ必要か」について ...

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