【0061】フレームワークとしての法的三段論法(前) 1 of 7
休日に近所を散歩していると、すれ違いざま夫婦の会話が聞こえてきました。
夫がお子さんを抱っこしていたので、たぶん夫婦でしょう。
オット氏「…あ、雨降ってきたな」ツマ氏「え?雨?降ってないで。」「…ああ、ほんまや。いま当たったわ。やっぱりオット君はエロいからなあ」
オット氏「せやなあ。て、何がやっぱりやねん(笑い)」
ほほえましいですなあ、幸福とはこのよう ...
【0040】ものごとの順序と大小関係 おまけ
【0036】から前回まで4回にわたって、項番の大小関係を扱ってきました。関連して実務で感じることを追記しておきます。
こぼれ話 ドラフトチェックの現場では契約書のドラフトチェックというのは、法務の日常業務のひとつですが、(日野)側から出したドラフトについて、項番の振り方だけが直されて戻ってきたことがあります。
民法13条を例にして、書いてみるとこんな感じです。
黒文字が(日野)が出したドラフ ...
【0039】ものごとの順序と大小関係 4 of 4
大小関係についてここまで過去3回にわけて書いてきました。ざっとまとめておきます。
章立ては、 編>章>節>款>目 条>項>号
項目番号は、 1.>(1)>①>ア.>(ア)>㋐
でした。
ただ、この順位の決まりは絶対的なものではないこと。
そして、その順序より、「同じレベルの項目建てになっているか」、「どれと ...
【0038】ものごとの順序と大小関係 3 of 4
章立ては、 編>章>節>款>目 条>項>号
項目番号は、 1.>(1)>①>ア.>(ア)>㋐
でした。 そして、前回は、この順位の決まり絶対的ではないこと、その順序より、「同じレベルの項目建てになっているか」、そして「どれとどれが同列なのかを大づかみにできるかどうか」が重要だとしました。
...
【0037】ものごとの順序と大小関係 2 of 4
前回は章立てと項目番号の大小関係を書きました。おさらいしておくと、 章立ては、 編>章>節>款>目 条>項>号 項目番号は、 1.>(1)>①>ア.>(ア)>㋐ でした。 ただ、この順位の決まりはそれほど重要ではないです。
会社の文化や上司の好みに合わせればよいもので、絶対的な順序はありません。
資料の作り手と受け手で認識が一致していればどの順序でも問題ありません。 そして、順序の決まり ...
【0036】ものごとの順序と大小関係 1 of 4
先日、ひさしぶりに大規模な利用規約を書きました。 どういう意味で大規模かというと、条項だけでは括りがわかりにくいため、「章」と「節」を設置しました。 ひさしぶりだと、章がさきか節がさきか、わからなくなりますね。 ということで、復習を兼ねて、ここに大小関係をまとめておきます。
章と節さっそく答えから書くとこうです。 編>章>節>款>目、条>項>号 根拠はこちら
”
その条例の内 ...