【0173】肩こり・腰痛編-ホウタン的人体力学 5 of 6

91-ホウタン的××入門

【承・まとめ】“サビつき【0172】を解消するために“腰のアーチ【0171】をキープするとよくてそのキープするために“10秒刺激【0170】

今回の件名にある【】内の数字はそれぞれを取り上げたときの投稿件名の頭の数字です

【0170】から前回【0172】までホウタン的人体力学と題し、まずは肩こり・腰痛を解消する方法として井本邦昭『弱った体がよみがえる人体力学』を取り上げてきました。

 

ここまで結論である“10秒刺激がいい”から逆算してその理由を拾ってきました。

逆算で辿り着いた始点は“サビつき”です。

その始点“サビつき”から結論“10秒刺激がいい”に、順行して、進んでみます。

まず“サビつき”というのは、

こうした負荷がかかり続けると、防衛本能によって体の一部が硬く縮んでいきます。それがやがて体に定着し、体の中に淀みをつくるのです。そして放っておくとどんどん悪化し、ついには本来の機能を果たせなくなる「仮死状態」に陥ってしまいます。

本書では、硬直から仮死までを総称して「サビつき」と呼びます。

井本邦昭 『弱った体がよみがえる人体力学』p17>

です。

 

次に、“サビつき”を解消する方法です。

病気や不調を生む体のサビつきを解消する方法として、本書では「10秒刺激」という体の動かし方を紹介します。これは人体力学で読み解いた筋肉や骨の連動を利用し、ふだんは動かせない体の奥にあるサビつきをピンポイントで刺激する、すぐれた身体操作術です。

井本邦昭 『弱った体がよみがえる人体力学』p42>

サビつきの解消には10秒刺激、あれ?
もう結論に着きました。

 

ホウタンだけでなく、すべての(不調を感じる)日本人に訴求する次のすばらしい文章からはじまるこの本、

猛暑をきっかけに体が部分的に壊れ、その結果として病気や不調になってしまう……。こんな状態が続いたら、体はどんどん弱っていきます。実際、ここ数年で肩こりや頭痛が悪化した、吐き気に悩まされるようになった、突然腫瘍ができたなど、これまで病気とは縁のなかった人にすら、ひどい症状があらわれるケースが激増しているのです。

こうした症状を根本から解消し、弱った体をよみがえらせる鍵として紹介するのが「人体力学」です。ストレスや過労、異常気象など、体にとって過酷なこの時代を生き抜くには、知恵が必要。体を正しく読み解く方法を知り、自分の身を守れるようになりましょう。

井本邦昭 『弱った体がよみがえる人体力学』p6>

1ページ目からまとめようとすると、拾うべきことが多すぎて、まとめるのは難しく感じましたが、

「10秒刺激」を紹介するページを結論としてそこから逆行してみると、案外単純な論理構造だと、理解できました。

 

–次回につづく–


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