【0180】目の疲れ編-ホウタン的人体力学 オマケ
【結】
目の疲れ解消のため見た2冊の本から、その原因は酸素不足であることがわかり、酸素を取りこむためには呼吸が大事だとわかりました。
ここで目の疲れ編を終え、次回から呼吸編に入ります。
【おまけ】
次回から呼吸編に入るので、本編には書けなかった目に限定した話をふたつ、
ひとつめ、
【0177】で挙げた“脳点さすり”をテキスト部分だけの抜き出しにはなりますが、紹介しておきます。
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顔さすりの下準備
顔さすりのやり方の説明では、ツボの名前がいろいろ出てきますが、ツボはさする場所を知る手がかりでしかありません。
さするのはツボを含むゾーンです。さするゾーンさえわかれば、ツボの名前を覚える必要もありません。このあと紹介する写真を見ながらさすれば大丈夫です。
始める前は、手を清潔にしておきましょう。顔さすりは目のまわりをさするので、手が汚れていると、ものもらいなどの原因にもなります。
顔さすりの効果を高めるには、さする強さも重要です。イメージは消しゴムをこするくらいの強さで、皮膚に軽く圧をかけるようにしてさすります。
また顔さすりは、1セットが10秒なので「イチ、ニ、サン・・・」と頭の中で声を掛けながらリズミカルに行いましょう。1回5セットが目安です。
顔さすりは、3つのステップに分かれています。
第1ステップでは、どの症状の人も後頭部にある脳点をさすります。
第1ステップ 脳点さすり
脳点の探し方は、首の中心に沿って髪の生え際に人さし指を置き、そこから頭頂に向かって指3本分の所です。ちょうど頭蓋骨の際に当たるので少しくぼんでいます。
ここに人さし指と中指を当て、左右に10回(10秒)リズミカルに横さすりします。これだけで、やる前より目がスッキリし、見えやすくなったと感じられるはずです。
<内田輝和 『目は顔さすりでよくなる』p48-49 下線は(日野)による>
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こちらも【0175】で紹介した「人体力学01 腰痛<井本邦昭『弱った体がよみがえる人体力学』p58>」と同様に、本には説明文とともに写真もあります。文字だけでは情報が足りないはずなので、やるのであれば現物を買ってみることをおすすめします。
次回から呼吸編に入るので、オマケでは本編には書けなかった目に限定した話を2つ。その2つめ、
目の疲れ編の最後になります。
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コンタクトレンズは、できればどうしても必要なとき、たとえば人と会う、人前に出るなどに限って使うようにしてほしいのです。
目は血流という「栄養」からだけでなく、呼吸もして酸素を取り入れています。その呼吸を妨げるのがコンタクトレンズなのです。いくら「酸素透過性」が高いものが開発されても、自然にはかないません。
<今野清志 『目は1分でよくなる!』p142>
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かつては(日野)もコンタクトレンズを常用していたので、感覚的に解ります。
よりよい物(ここでは酸素透過性がより高い物)を使ったところで、つけていないほうが楽です。
やっぱりそうですよね、と思いました。
一方で、次の引用部分は、盲点でした。
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また、メガネを大切にして、5年も10年も使い続けるのは考えもの。自分の目の状態にあったものをかけるためには、最長でも2年経ったら取り替えましょう。
特にこうした視力回復法を積極的に行うのであれば、数ヵ月ごとにこまめに検診して、変化した視力にあわせたメガネをつくってください。
<今野清志 『目は1分でよくなる!』p142>
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これを読んで、それまで数年ほったらかしだったメガネを作り直しました。
回復する見込みも踏まえて、(メガネ屋さんが許してくれる限界の)弱めに作りました。
加えて、コンタクトレンズをつけないほうが楽ということを今回に思い出したので、試しに、メガネも必要ないときは着けないようにして、積極的に裸眼で過ごすことにしました。
メガネと酸素の関係は引用元はないのですが、単純に目が楽です。
コンタクトレンズもメガネも、しっかりと合った物を、必要最小限で使うのがよさそうです。
–いったん完–