14-連載-法務三大フレームワーク

–前回までのあらすじ–
「法務担当者の業務に役立つフレームワークをまとめよう」をテーマとして、その第1号として紹介する「法的三段論法」は「AならばBである」「BならばCである」だから「AならばCである」
という、日常の会話に自然に使っている三段論法の一種で、法的三段論法の具体例は



(抽象的法規範:規範定立)人を殺した者は、死刑……に処す。
(具体的事実の認定:あてはめ)ブ ...

14-連載-法務三大フレームワーク

–前回までのあらすじ–
「法務担当者の業務に役立つフレームワークをまとめよう」をテーマとして、その第1号として紹介する「法的三段論法」どういうものかを説明する上でます大切なことは、法的三段論法は「三段論法」の一種であるということで、まずは三段論法の具体例が


(大前提)すべての人間は いつか死ぬ
(小前提)シーザーは人間である
(結論)シーザーはいつか死ぬ

でこれが ...

14-連載-法務三大フレームワーク

–前回までのあらすじ–
引き続き「法務担当者の業務に役立つフレームワークをまとめよう」をテーマとして、中華料理人にとっての鉄鍋や字が上手い人の万年筆のように、法務担当者が使い込むのにふさわしい、上質なフレームワークを選びたいのだがさて、その第1号として紹介するのはこちら(ダダダダダ…ダン!)「法的三段論法」(テッテテーーーン!!)、と華々しく登場した「法的三段論法」とは、これがどういうもので、なぜ必要で、どう使えばよいの ...

14-連載-法務三大フレームワーク

雨の匂いとある夫婦の会話と

休日に近所を散歩していると、すれ違いざま夫婦の会話が聞こえてきました。

夫がお子さんを抱っこしていたので、たぶん夫婦でしょう。

オット氏「…あ、雨降ってきたな」
ツマ氏「え?雨?降ってないで。」「…ああ、ほんまや。いま当たったわ。やっぱりオット君はエロいからなあ」
オット氏「せやなあ。て、何がやっぱりやねん(笑い)」

ほほえましいですなあ、幸福とはこのよう ...

14-連載-法務三大フレームワーク

–前回までのあらすじ–
フレームワークとは思考の枠組み、一例のPPMを見るだけでわかるように、自分でゼロから考えなくていいし、受け手もわかりやすい、たくさん覚えて課題に合わせて適宜最適なモノを使っていこうぜ、いまでは世の中もそれを求めているぜ、でも「ハンマーしかないとすべて釘に見える」といわれても現実には無理、たとえハンマーしか持っていなくても、他の誰にも打てない角度で釘を打てるようにしようぜ、鉄鍋とか漆器椀とか万年筆と ...

14-連載-法務三大フレームワーク

–前回までのあらすじ–
フレームワークとは思考の枠組みであると理解している(日野)が例として挙げるPPM、これひとつ見てもわかるように、自分でゼロから考えなくていいし、受け手もわかりやすい、一挙両得、フレームワーク最高、たくさん覚えて課題に合わせて適宜最適なモノを使っていこうぜ、いまでは世の中もそれを求めているぜ、なんせ「ハンマーしかないとすべて釘に見える」からな。少なくともどんな釘でも上手く打込めるハンマーの使い手にな ...

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