14-連載-法務三大フレームワーク

6何の原則=5W1Hなのであれば、今回のテーマも「5W1H /6何の原則」でいいのですが、
そうではなく「5W1H /八何の原則」としているのはなぜか。

前回に理由をひとつ挙げました
(【0291】に挙げた寺崎『刑事訴訟法』よりも、【0292】に挙げた『検察講義案』のほうが、明確に八何と7W1Hが対応されていて、疑義なく並置できるから)

もうひとつ理由があります。

「5W1H ...

14-連載-法務三大フレームワーク

(6月10日に投稿を忘れていました、今日明日と連投します。)

さて、前回【0291】で、5W1Hと6何の原則がそれぞれ具体的に何を示しているのかを引用元とともに挙げました。

5W1Hとは、いつ(When)、どこで(Where)、誰が(Who)、何を(What)、なぜ(Why)、どのように(How)を示す言葉
6何の原則とは、①誰が=Who、②いつ=When、③どこで=Where、④何を=What、⑤ ...

14-連載-法務三大フレームワーク

過去に法務三大フレームワークの第一弾として法的三段論法 を挙げていて、
それから数年経っていま(日野)が考える残り2つが

「5W1H /八何の原則」と、
「利益の比較衡量/権利と義務のバランス」です。

ということを前回まで書いてきました。
今回から「5W1H/八何の原則」について、書いていきます。

5W1Hとは

「5W1H」とはなんでしょうか。

初めて聞 ...

14-連載-法務三大フレームワーク

次回予告

今回のテーマは法務担当者の業務に役立つフレームワークをまとめよう、ということでした。

ここまでは前段の話でした。いったんまとめておきます。

フレームワークとはどういうものか。
①ゼロから考えなくてよい
②共通のフレームワークを持つことで前提条件の説明を省略することができる
「ハンマーしかないとすべてが釘に見える」だからたくさんのフレームワークを知っておくべきだ。
とはい ...

14-連載-法務三大フレームワーク

–前回までのあらすじ–

フレームワークとは思考の枠組み、一例のPPMを見るだけでわかるように、自分でゼロから考えなくていいし、受け手もわかりやすい、たくさん覚えて課題に合わせて適宜最適なモノを使っていこうぜ、いまでは世の中もそれを求めているぜ、でも「ハンマーしかないとすべて釘に見える」といわれても現実には無理、たとえハンマーしか持っていなくても、他の誰にも打てない角度で釘を打てるようにしようぜ、鉄鍋とか漆器椀と ...

14-連載-法務三大フレームワーク

–前回までのあらすじ–

フレームワークとは思考の枠組み、一例のPPMを見るだけでわかるように、自分でゼロから考えなくていいし、受け手もわかりやすい、たくさん覚えて課題に合わせて適宜最適なモノを使っていこうぜ、いまでは世の中もそれを求めているぜ、でも「ハンマーしかないとすべて釘に見える」といわれても現実には無理です。フレームワークは道具であって、道具は使ってこそ意味があります。

たとえハンマーしか持っ ...

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