91-ホウタン的××入門

–前回までのあらすじ–

手許にある日本酒20数本を飲み比べて検証。ラベルには「大吟醸」「純米吟醸」「本醸造」「生貯蔵」「生酛」「生一本」…などと書いてある、純米・吟醸・本醸造は特定名称と言われるものだと判明、残りの「生貯蔵」「生酛」「生一本」とはなにか。

生貯蔵とは

もう一度工程の図を挙げておきます。

前回に※1に関する話「生酛」を挙げました。

次に生貯蔵です。
これは ...

91-ホウタン的××入門

【承2】【酒の分類2】「生××」。製造工程の中での分岐の話

–前回までのあらすじ–

日本酒に対して仮説を持っていて「“純米大吟醸”というやつは同じ香りがする、どうやら酒造の所在地より造り方のちがいみたい」というもの、部長の送別の副産物で手許にある20数本を飲み比べて検証。ラベルには「大吟醸」「純米吟醸」「本醸造」「生貯蔵」「生酛」「生一本」…などと書いてある、純米・吟醸・本醸造は特定名称と言われるものだと判明。

91-ホウタン的××入門

–前回までのあらすじ–

日本酒好きの部長の送別の品として部員全員の出身府県の地酒300ml瓶を詰め合わせにして贈ることにした結果(日野)の手許に20本弱の日本酒が残り、かねての仮説検証で飲み比べしてみると仮説崩壊。疑問残った「大吟醸」「純米吟醸」「本醸造」「生貯蔵」「生酛」「生一本」…。この解明にまずは「特定名称」の話でその根拠は国税庁告示第8号(平成元年11月22日、最終改正平成29年国税庁告示第4号)だとわ ...

91-ホウタン的××入門

–前回までのあらすじ–

わが社を去る日本酒好きの部長の送別の品の企画・制作の任を受けた(日野)は、部員全員の出身府県の地酒300ml瓶を詰め合わせにして贈ることにしましたが、その準備の結果(日野)の手許に20本弱の日本酒が残ったので、かねて抱いていた「“純米大吟醸”というやつは同じ香りがする、どうやら酒造の所在地より造り方のちがいのようだ」という仮説を検証するべく「純米酒」と書かれた酒から飲み比べてみるもすべて ...

91-ホウタン的××入門

【序】(日野)と日本酒

あるとき、部長がわが社を去ることとなりました。

部長ともなると盛大な送別会が執り行われることとなります。

 

送別の贈り物をどうするか、その企画・制作の任を賜ることとなりました。

まあ、どこも同じでしょうから書きますと、部長ともなるとそれなりの年齢ですからそれなりにこだわりがあって、正面から攻めるとそれなりどころでない金額の物になります。

91-ホウタン的××入門

–前回までのあらすじ–

サラリーマンをしていると、命令で研修に参加するとコミュニケーションやプレゼンテーションのスキルに関する研修ではペアを組んで3分程度の話をすることを要求され、その内容に指定される題材として「趣味」が選ばれることが多いように思います。この場合の「趣味」というのは専門としてではなく、楽しみにすること。余技。<松村明 他『大辞林 第二版』>が当たると思います。

「楽しみにすること」と ...

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